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日本建築史 | |
日本建築史 建築物 延暦寺根本中堂 時代区分 江戸 所在地 滋賀県 |
延暦寺 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 延暦寺(えんりゃくじ)は、滋賀県大津市坂本本町にあり、比叡山全域を境内とする寺院で、最澄により開かれた天台宗の本山寺院である。「延暦寺」とは比叡山の山上から東麓にかけた境内に点在する東塔(とうどう)、西塔(さいとう)など、三塔十六谷の堂塔の総称である。延暦7年(788年)に最澄が一乗止観院という草庵を建てたのが始まりである。開創時の年号をとった延暦寺という寺号が許されるのは、最澄没後の弘仁14年(824年)のことであった。 延暦寺は数々の名僧を輩出し、融通念仏の開祖良忍、浄土宗の開祖法然、浄土真宗の開祖親鸞、臨済宗の開祖栄西、曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮など、新仏教の開祖や、日本仏教史上著名な僧の多くが若い日に比叡山で修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されている。比叡山は文学作品にも数多く登場する。また、天台の思想に基づいた「12年籠山行」「千日回峯行」などの厳しい修行が現代まで続けられており、日本仏教の代表的な聖地として、世界遺産にも登録されている。 |
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