日本建築史 


日本建築史
建築物 平等院鳳凰堂
時代区分 平安
所在地 奈良




平等院

京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院。「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録されています。

平安時代に建立された阿弥陀堂で、藤原道長の別荘である「宇治殿」を、その子頼通が1052年に寺院に改め、「平等院」となりました。

建物全体が鳳凰が羽を広げたような形状であることと、屋上に銅製の鳳凰があるところから、鳳凰堂と呼ばれており、十円硬貨の絵柄や、壱万円紙幣に使われていることでも有名です。

当時、天災人災の不安から浄土信仰が流行し、極楽往生を願って建てられた鳳凰堂は、左右の翼廊、背面の尾廊、阿弥陀如来像が安置されている中堂からなり、現世の極楽浄土として捉えられました。
 
中堂は、入母屋造の本瓦葺きで、正面中央間は屋根を一段高く切り上げて、外観に変化をもたせるとともに、池の対岸から阿弥陀如来像を拝めるように設計されています。

堂内には、極彩色の絵画や精巧な透かし彫りの天蓋(てんがい)、供養菩薩像の浮き彫り、螺鈿(らでん)や飾金具の装飾など、工芸技術の粋が凝らされ、なかでも52体の雲中供養菩薩像は、国風文化の優美さがよく現れています。

前面の庭園もまた、極楽浄土を再現しており、対岸から眺めると池に映し出された鳳凰堂によって、幻想的な空間を作り出しています。

平等院鳳凰堂は、奇跡的に戦災にも合わず、約1000年の時を経て、平安時代の建築、仏像、絵画、庭園などを今日に伝えています。


建築旅グッズ


日本建築史
◆飛鳥・奈良時代
  出雲大社
  伊勢神宮
  住吉大社
  法隆寺金堂
  薬師寺東塔
  法隆寺五重塔
  法起寺三重塔
  唐招提寺金堂
  法隆寺夢殿
  東大寺正倉院
  平城京
◆平安時代
  室生寺五重塔
  醍醐寺五重塔
  中尊寺金色堂
  紫宸殿
  平等院鳳凰堂 
  平安京
◆鎌倉時代
  東大寺南大門
  石山寺多宝塔
  円覚寺舎利殿
  浄土寺浄土堂
◆室町時代
  鶴林寺本堂
  鹿苑寺金閣
  慈照寺銀閣
◆桃山・江戸時代
  妙喜庵茶室
  安土城
  清水寺本堂
  犬山城
  延暦寺根本中堂
  日光東照宮
  西本願寺書院
  二条城二の丸
  桂離宮
  修学院離宮
  京都御所
  姫路城
  東大寺大仏殿(再建)




Copyright(c) kentikusi.com All rights reserved.