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近代建築史>祇園閣(大雲院) | |
建築物名 祇園閣(大雲院) |
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近代建築史 設計者 伊東忠太 所在地 東京都 竣 工/1928年 |
京都市東山区にある、浄土宗系単立寺院。 祇園閣は、『伊東忠太』の設計により、1928年(昭和3年)に建築された建物で、大倉財閥の設立者である大倉喜八郎の別荘の一部です。 もともと大雲院は、二条御所跡に織田信長・信忠の菩提寺として建てられ、二度の移転の後、現在の東山区にある大倉喜八郎の別荘地に、祇園閣として再建されました。 祇園閣は、京都の「祇園祭の山鉾」をモチーフに設計され、3階建ての屋根の頂上には、一種独特の形をした鉾先のような塔が乗り、その先端には金の鶴があしらわれ、遠くからも目を引く建物です。 京都の金閣寺、銀閣寺に次ぐ「銅閣寺」として、名所にしたかった大倉氏の思いもあり、屋根は銅板葺で作られ、高さ36mもの楼閣の上からは、360度祇園の町を見渡すことができます。 境内には織田信長・信忠の墓の他に、盗賊で有名な石川五右衛門の墓などがあり、歴史上の人物の存在を、垣間見ることができる場所になっています。 |
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