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近代建築史 | |
建築物名 武雄温泉新館・楼門 |
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近代建築史 設計者 辰野 金吾 所在地 佐賀県 竣 工/1914年 |
武雄温泉(たけおおんせん)は、佐賀県武雄市(旧国肥前国)にある温泉。 温泉街にある、1914年(大正3年)上棟の楼門が温泉街のシンボルである。門を入ると、資料館である武雄温泉新館と後述する共同浴場及び貸切風呂がある。楼門と武雄温泉新館は辰野金吾(佐賀県出身)の設計になるもので、国の重要文化財に指定されている。新館は1973年(昭和48年)までは共同浴場であった。2003年(平成15年)3月に新館が復原され、楼門とともに2005年(平成17年)7月22日に重要文化財に指定された。 辰野 金吾 (たつの きんご、 安政元年8月22日(1854年10月13日) - 大正8年(1919年)3月25日) は明治・大正期の建築家である。工部大学校(現・東京大学工学部)卒業。工学博士、東京帝国大学工科大学学長、建築学会会長。 東大仏文科で小林秀雄、三好達治らを育てたフランス文学者、辰野隆の父である。 主な作品 銀行集会所 (1884年/現存しない) 工科大学本館 (1888年/東京都/現存しない) 日本銀行本店 (1896年/東京都中央区/重要文化財) 日本銀行大阪支店 (1903年/大阪府大阪市) 日本銀行京都支店 (1906年/京都府京都市/重要文化財/現・京都文化博物館別館) 第一銀行京都支店 (1906年/京都府京都市/現・みずほ銀行京都中央支店/レプリカ再建) 浜寺公園駅 (1907年/大阪府堺市/登録有形文化財) 第一銀行神戸支店 (1908年/兵庫県神戸市/外壁保存/現・みなと元町駅) 国技館 (1909年/東京都墨田区/のち日大講堂/現存しない) 青山学院高等学部校舎、通称:勝田ホール (1918年/東京都渋谷区/関東大震災で倒壊) 日本生命九州支店 (1909年/福岡県福岡市/重要文化財) 奈良ホテル (1909年/奈良県奈良市) 岩手銀行本店本館 (1911年/岩手県盛岡市/重要文化財/現・岩手銀行中ノ橋支店) 松本健次郎邸 (1911年/福岡県北九州市/重要文化財/現・西日本工業倶楽部会館) 万世橋駅舎(初代) (1911年/東京都千代田区神田/関東大震災で焼失) 日本銀行小樽支店 (1912年/北海道小樽市/現・日本銀行旧小樽支店金融資料館) 大阪教育生命保険 (1912年/大阪府大阪市/現・シェ・ワダ) 二十三銀行本店 (1913年/大分県大分市/登録有形文化財/現・大分銀行赤レンガ館) 中央停車場 (1914年/東京都千代田区/重要文化財/現・東京駅、東京ステーションホテル) 武雄温泉新館・楼門 (1914年/佐賀県武雄市/重要文化財) 百三十銀行八幡支店 (1915年/福岡県北九州市/市指定有形文化財/現・北九州市立旧百三十銀行ギャラリー) 大阪市中央公会堂 (1918年/大阪府大阪市/実施設計/重要文化財) 明治専門学校本館 (1920年/福岡県北九州市/現存しない) |
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