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建築遺産の旅>東洋建築史 | |
中華民国総統府(旧名称:台湾総督府) |
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建築年代 1919年 設計者:長野宇平治 所在地 台湾 台北 |
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中華民国総統府(旧名称:台湾総督府) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 建物は博愛特区(台北市中正区重慶南路1段122号)にある。日本統治時代の1919年に完成した建物(設計:長野宇平治)で、台湾総督府として利用されていた。 第二次世界大戦末期のアメリカ軍による空襲によって内部が全焼し中にいた職員の多くが死傷、建物も大きく破損した。世界大戦終結後に台湾へ進駐した中華民国政府が接収し、修復を行ったため1948年に旧態に戻った。その後蒋介石総統生誕60周年を記念し「介寿館(介寿とは蒋介石の長寿を祝うという意味)」と名を改めた。 翌1949年、国民党が国共内戦の際、中国より追われる形で当時はまだ日本領土である台湾に中華民国の首都機能を移転。 以降、中華民国の総統府として利用されるようになった。現在、文化資産保存法により国定古蹟として登録されている。 上空からの写真では日本の「日」に見える。 平日の午前9時から12時までは無料で内部見学が可能であり、日本語ガイドが案内してくれる。日本統治時代からのことをパネルで展示してある。なお、入館には身分証明書(外国人はパスポート)が必要。自由見学は不可で、全行程ガイド同伴による見学となる。総統府として、建物は常に警察官と憲兵隊員による警備下にあり、見学者は監視カメラでチェックされる。撮影不可で、ビデオ、カメラは持ち込みできない(カメラつき携帯も同様)。ただし、月に一度(主に第二日曜)「全館開放日」が設けられており、その日は自由見学となり、写真撮影や、通常の見学コースでは立ち入り禁止の区域も見学可能となる。現在は中華人民共和国の国籍保持者も見学できる。 |
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