|
|||||||
建築遺産の旅>東洋建築史 | |
|
||
東洋建築史 世界遺産 ホイアンの古い町並み 所在地 ベトナム ホイアン |
建築旅グッズ |
ホイアンの古い町並み [所在地] ベトナム中部クアンナム省、トゥボン川沿いに位置する古い港町。「ホイアンの古い町並み」として世界遺産に登録されています。 [ご紹介] 16~19世紀に、ヨーロッパやアジア諸国の船が来航する、国際貿易港として栄えたホイアンは、日本との朱印船貿易も行われ、大規模な日本人街や中国人街が形成されました。 その町並みは日本の町屋風、中国風、ベトナム風に加え三つの国を合わせた折衷様式、また寺院や西欧風の聖堂などもあり、国際色豊かな町でした。 その後、江戸幕府の鎖国により、日本人街は衰退し、華僑と呼ばれる中国籍を持つ華人が住み着きましたが、当時の建物は残され、日本人が架けた日本橋(来遠橋)という名前の太鼓橋も残っています。 時代が進むにつれ、交易拠点が都市ダナンに移り、ホイアンの町は近代化に取り残されたように衰退し、タイムスリップしたような当時のままの町並みは、町全体が貴重な資料として、世界遺産になりました。 夕暮れにランタンが灯る町は、どこか懐かしい、古い日本を思わせますが、どこにもない異文化が混ざり合った不思議な町並みでもあり、郷愁を誘うベトナム有数の観光地として人気を集めています。 |
|
Copyright(c) kentikusi.com All rights reserved. |