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建築遺産の旅>東洋建築史 | |
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東洋建築史 建築物 ワット・プラシーサンペット 時代区分 15世紀末 所在地 タイ王国 アユタヤ |
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ワット・プラシーサンペット タイのアユタヤ県・アユタヤ市にある、アユタヤの王の遺骨を納めた3つの仏塔を含む仏教的施設です。トライローカナート王時代の1448年に建立され、以降はここで宮中儀式などが執り行われてきました。チェディー(仏塔)は、スリランカ様式の釣り鐘形の仏塔のことで、中央にチェディーを縦に三基配列した、タイでは珍しい構成です。 寺院名にもなった「プラシーサンペット」という高さ16m、重さ171キロの純金に覆われた立仏像がありましたが、ビルマ軍による第二次アユタヤ侵攻で強奪・破壊されました。 王宮に隣接していることもあり、すべての建物が破壊され、土台と柱のみを残す廃墟となっていますが、シンボルでもある3つの仏塔は原型をとどめ、創建当時の壮麗さを物語っています。 これらの白く風化した仏塔も、大きな破壊を受けた他の遺跡と比べると、漆喰などが当時の状態をよく保存しているため、アユタヤ王朝時代の建築をそのまま見ることの出来る貴重な遺跡とされています。 |
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