西洋建築史 


西洋建築史
建築物 サン=ドニ大聖堂
時代区分 ゴシック
所在地 フランス サン=ドニ





サン=ドニ大聖堂
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サン=ドニ大聖堂(仏語:Basilique de Saint-Denis もしくは単に Basilique Saint-Denis)は、歴代フランス君主の埋葬地となった教会堂。1966年よりカトリック教会のサン=ドニ司教座が置かれている。パリ北側の郊外に位置するサン=ドニにある。

サン=ドニ大聖堂は建築学的にも画期的な建物である。回廊は、ゴシック建築初期の主な建築のうち、後陣(chevet)もしくは東端が唯一現存している。

今日我々が目にするサン=ドニ大聖堂のゴシック構造は、大修道院長のシュジェール(1081年 - 1155年)によって1136年頃に始まり、わずか4年の建築期間を経たのち、1144年6月11日に奉献された。

しかし、現存する建築の大部分は、大修道院長ウード・クレマン(任期:1228年 - 1245年)の指揮により、1231年に着工されたものである。このウード・クレマン時代に改築造営された部分は、レイヨナン様式の最初期の例として美術史上きわめて重要である。内陣の周歩廊祭室にある「アレゴリーの窓」(「聖パウロの寓喩」)のステンドグラスは逸品として名高い。

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