注意(配慮)点 |
1級建築士WEB製図講座 |
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●ブロックプランを行う場合に注意(配慮)すべき事項を列挙します。
@ 配置に関する諸条件を蛍光ペンで印を付けます。
A 公的な課題の場合、3カ所のアプローチが必要になります。
・ 客用メインアプローチ→ 出題条件に指定がなければ、主要道路(歩道付き)から
・ 職員用アプローチ→ 主要道路以外の道路から
・ サービス用アプローチ→ 同上(ただし、交差点から5m以上離れる)
B 階段室は2方向に配置してください。
C 設備室(機械室を含む)には、単一ダクト方式等の場合、上下階に通ったダクトスペース(DS)を設けてください。
D 便所スペースには上下階に通ったパイプスペース(PS)を設けてください。
E 客席を計画する場合は、テンプレートを多用して、次のように計画してください。
・ 椅子はテンプレートの□か○の2(400×400)
・ 2人掛けのテーブルはテンプレートの□か○の3(600×600)
・ 4人掛けのテーブルはテンプレートの□か○の4.5(900×900)
・ 1人掛けのテーブル奥行450・幅600
・ 4人掛けのテーブル奥行600・幅1200
※基本的に1席(人)につき幅600oで計算してください。
※客席数が指定してある場合は、カウンター形式で席数を稼ぎ、テーブル席の余裕スペースを確保してください。
F ゴミ箱(2×3m)は、職員用もしくはサービス用アプローチに隣接して設けてください。
G 駐車場・駐輪場は、基本的に車いす使用者用駐車場(3.5×6m)と駐輪場(0.5×2m)の確保等
・ 車いす使用者用駐車場(3.5×6m)
・ 一般客用駐車場(2.5×5m)
・ サービス用駐車場(2.5×5m)
・ 搬入用トラック駐車場(3×10m)
・ 駐輪場(0.5×2m)は台数を記入してくだい。
注意: |
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左図は駐車場のスペースではなく、車体を表現しています。
普通車:1.5×4.5 m/トラック:2×7m |
・ 基本的に客用及び従業員用駐車場は、近隣の駐車場を利用するという場合が多い。
H客用EVは3×3m/人荷用EVは3×3mもしくは4×4mです。
●駐車場を建築物の中に配置する場合
集合住戸とビジネスホテル等の場合は、駐車場の計画が柱割に大きく影響します。駐車場は片側通行では3.5m 以上でよいですが、両側通行の場合は、有効5.5m
以上の車路が必要(駐車場法)で、6.5m以上の柱スパンを用いると車路の有効幅を確保できます。また、住戸の間口は6.5m 以上と条件される場合もあります。
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