1級建築士WEB製図講座

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設計課題の主旨 1級建築士WEB製図講座

建物規模を想定するため、敷地図を見ます。

@ 接道(敷地に対する道路の接し方)の仕方で違ってきますが、過去の問題の検証及び解答用紙の大きさから基本的には東西50m・南北40〜45m 程度と考えられます。

構造はS 造・SRC 造・RC 造など、いろいろな構造体が考えられますが、ここでは、基本的な構造の鉄筋コンクリート(RC)造で計画を進めることにします。

@ RC 造の経済的なスパンは、7〜8mを基本とします。そこで次の3タイプで計画を行ってください。
A どのタイプを使うかは、要求室の面積から想定します。
B 要求室のうち、広い面積を要求されている部屋面積をみます。

タイプ スパン 面積 備考
A 7×7m 49u ・45 〜 50 u 単位で割り切れる場合に採用する。
B 7×8m 56u ・50 〜 55 u 単位で割り切れる場合に採用する。
C 8×8m 64u ・60 〜 65 u 単位で割り切れる場合に採用する。

敷地に対する接道の配置は、基本的に2方向以上が設定されていると考えられます。



@ 2方向の道路は、主従(大小)を原則的につけています。
A 主の道路はメイン動線(客etc.)、従の道路は駐車場等を含むサービス動線を計画します。

周辺環境として以下の条件が付されると考えられます。

@ 公園(緑道を含む)が、隣接した敷地に想定され、以下の配慮を求められる。
・公園(緑道を含む)方向からのメインアプローチの確保等
・公園方向へのロビー・レストラン・休憩室等の確保等
・敷地内に公園方向の修景空地(屋外広場etc.)の確保等
・保存樹木等を配置して、敷地内に施設を計画してはならない範囲を設定等

A 住宅等が、隣接した敷地に想定されている。
・隣接した住宅へのプライバシーの配慮(計画の要点等etc.)等

B 公共用地(市役所・図書館・市民会館etc.)等が、隣接した敷地に想定されている。
・公共用地との利用者動線への配慮(メインアプローチetc.)等


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