ここから仕上げの太い線を書き込んでいくのですが、最初は屋根勾配のラインから始めます。勾配定規を屋根勾配に固定し、これと同じ勾配の部分は全て書き終わるようにします。この答案例の場合は、2
階の屋根部分の勾配だけですが、1 階屋根や玄関の庇を同じ勾配で設計しているときは、同じ勾配で書きます。
次に、水平定規を上から下に動かしながら、水平の線を仕上げていきます。建物の外周の線は太線で、他の線は細線で書き込みます。立面図を少しでも立体的に表現するには、手前にあるものほど太い線で、奥に行くほど細い線で書きます。また、GLの線は特に太く書くことでより立体感が表現できます。
|