立面図を作図する位置は答案用紙に決められていますが、通常1階平面図の真下に書くようになっています。1階平面図の壁芯を、立面図を書く位置に下書き線で引き伸ばし、G.L、1FL、2FL、軒高の寸法を取り、水平方向の下書き線を書きます。各高さは、G.Lから1FLまで500mm(設計条件により変更)、1FLから2FLまで2,900mm、2FLから軒高まで2,700mm
を採用しています。木造の課題では、この寸法で書けば問題はありません。
次に、サッシ内法(高さ、幅)の下書き線を記入します。矩計図をイメージしながら寸法を取っていきます。屋根の高さは、軒高のラインと壁芯のラインの交点から4寸勾配ラインを引き、このラインより垂木や屋根の厚み、棟飾りの高さなどを考慮し、160mm
程度上に下書き線を引きます。また、軒の出、鼻かくしの高さ、庇などの下書き線も引いておきます。
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