設計製図答案例>平成24年答案例

平成24年二級建築士「設計製図の試験」合格発表 2012.12.06(木)

設計製図の試験日から待ちに待った合格発表が行われました。平成24年の二級建築士「設計製図の試験」は、実受験者11,651人(うち製図から5,025人)、合格者6,115人、合格率は52.5%という結果が出ています。この一年、誘惑にも負けず懸命に努力された方だけが手にできる栄冠です。新たに6,115人の二級建築士誕生、おめでとうございます。

”二級建築士試験「設計製図の試験」は、「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書の作成を求めて行う。」ものであり、その合否判定における平成24年試験の「採点のポイント」、「採点結果の区分」及び「合格基準」は、次のとおりである。”

「採点のポイント」
多目的スペースのあるコミュニティ施設[鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建]
(1) 設計課題の特色に応じた計画
@ 多目的スペースの配置計画
A 喫茶スペース及び屋外カフェテラスの配置・動線計画
B 災害時における喫茶スペース及び多目的スペースの利用計画
C 建築物の耐震性の確保
(2) 計画一般(敷地の有効利用、配置計画、動線計画、設備計画、各室の計画等)
(3) 構造に対する理解
(4) 断面構成に関する知識
(5) 要求図書の表現
(6) 設計条件・要求図書に対する重大な不適合
@ 鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建でないもの
A 要求図書のうち図面が1面以上未完成
B 図面相互の重大な不整合(上下階の不整合等)
C 延べ面積条件が、「260u以上、300u以下」に適合していないもの
D 要求室のうち、次のいずれかの室が欠落又は設置階が違っているもの
エントランスホール・多目的スペース・喫茶スペース・事務室・和室・会議室
E エレベーターの欠落
F 著しく非常識な計画(屋内階段の欠落等)

「採点結果の区分」
採点は4段階、T、U、V、Wに区分され、ランクTが合格という発表です。
 ランクT:「知識及び技能」※を有するもの
 ランクU:「知識及び技能」が不足しているもの
 ランクV:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
 ランクW:設計条件・要求図書に対する重大な不適合に該当するもの
 ※「知識及び技能」とは、二級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
各ランクの割合は、T:52.5%、U:15.4%、V:24.5%、W:7.6% と発表されました。


「合格基準」
”採点結果における「ランクT」を合格とする。”


二級建築士「設計製図の試験」合格発表 JAEICより

平成24年二級建築士「設計製図の試験」答案例 2012.9.14(金)

多目的スペースのあるコミュニティ施設[鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建]
    この答案例は建築士.comが独自に作成したものです。

平成24年二級建築士「設計製図の試験」お疲れ様でした。
今年の本試験課題は、設計課題1-(6)の中に「建築物には2以上階段を設けるものとし、そのうち1の階段については屋外階段としてもよい」と云う条件が出されました。さらに、2-断面図では、「切断位置は、多目的スペースの外壁の開口部を含み、さらに、2階を含む部分とする。」と云う条件も有りました。鉄筋コンクリート課題の中では、大変難しい課題だったと思います。


平成24年二級建築士「設計製図の試験」課題発表 2012.6.6(水)
  多目的スペースのあるコミュニティ施設[鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)2階建]










Copyright(c) kentikusi.com All rights reserved.