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平成23年二級建築士「設計製図の試験」合格発表 2011.12.1(木)

設計製図の試験日から待ちに待った合格発表が行われました。平成23年の二級建築士「設計製図の試験」は、実受験者13,389人(うち製図から5,381人)、合格者7,039人、合格率は52.6%という結果が出ています。この一年、誘惑にも負けず懸命に努力された方だけが手にできる栄冠です。新たに7,039人の二級建築士誕生、おめでとうございます。

”二級建築士試験「設計製図の試験」は、「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書の作成を求めて行う。」ものであり、その合否判定における平成23年試験の「採点のポイント」、「採点結果の区分」及び「合格基準」は、次のとおりである。”

「採点のポイント」
趣味(自転車)室のある専用住宅〔木造2階建〕
(1) 設計課題の特色に応じた計画
@ 趣味室と「住宅部分」との相互の動線計画
A 趣味室・家事室・屋外テラス・ガーデニング用の庭及び花壇の配置・動線計画
B 建築物の耐震性の確保
(2) 計画一般(敷地の有効利用、配置計画、動線計画、設備計画、各室の計画等)
(3) 構造に対する理解
(4) 架構計画
(5) 矩計に関する知識
(6) 要求図書の表現
(7) 設計条件・要求図書に対する重大な不適合
@ 木造2階建でないもの
A 要求図書のうち図面が1面以上未完成
B 図面相互の重大な不整合(上下階の不整合等)
C 延べ面積条件が、「160u以上、200u以下」に適合していないもの
D 要求室のうち、次のいずれかの室が欠落又は設置階が違っているもの
趣味室、玄関、居間・食事室・台所(1室にまとめなくてもよい)、家事室、予備室、夫婦寝室、子ども室(1)、子ども室(2)
E 屋外テラス及びガーデニング用の庭の両方が欠落
F 著しく非常識な計画(階段の欠落等)

「採点結果の区分」
採点は4段階、T、U、V、Wに区分され、ランクTが合格という発表です。
 ランクT:「知識及び技能」※を有するもの
 ランクU:「知識及び技能」が不足しているもの
 ランクV:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
 ランクW:設計条件・要求図書に対する重大な不適合に該当するもの
 ※「知識及び技能」とは、二級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
各ランクの割合は、T:52.6%、U:15.3%、V:23.8%、W:8.3% と発表されました。


「合格基準」
”採点結果における「ランクT」を合格とする。”


二級建築士「設計製図の試験」合格発表 JAEICより


平成23年二級建築士「設計製図の試験」答案例 2011.9.16(金)

平成23年二級建築士「設計製図の試験」お疲れ様でした。

今年の本試験課題は、趣味室には、住宅部門とは別に屋外からの専用の出入口を設ける。また、趣味室に隣接して屋外テラスを設け、専用の出入口とは別に自転車を支障なく直接屋外テラスに持ち出すことのできる出入口も設ける。さらに、花壇のあるガーデニング用の庭を設け、ガーデニングの作業がしやすいように、家事室をその庭に隣接して配置し、直接行き来できるようにする。その他に建築物の耐震性を確保することが重要な条件でした。

趣味(自転車)室のある専用住宅〔木造2階建〕
    この答案例は建築士.comが独自に作成したものです。


平成23年二級建築士「設計製図の試験」課題発表 2011.6.8(水)
  趣味(自転車)室のある専用住宅(木造2階建)










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