設計製図答案例＞平成15年答案例

■ 2003　設計製図の試験　答案例 吹抜けのある居間をもつ専用住宅 （木造２階建） 住宅地に建つ動物病院併用住宅 RC造（ラーメン構造）２階建 ご注意）　この答案例は建築士.comが独自に作成したもので、本試験の模範回答ではありません。 答案例はPDFファイル形式にて公開しています。ご覧頂くにはAdobe Reader7が必要です。 （無料ソフトウェア）からもAdobe Reader7を選択しインストールできます。 ■ 2003　設計製図の試験　採点のポイント 平成１５年の二級建築士「設計製図の試験」は、受験者21,792人、合格者12,103人、合格率は55.5%という結果が出ています。 採点は４段階、�T、�U、�V、�Wに区分され、ランク�Tが合格という公表です。 　ランク�T：「知識及び技能」を有するもの 　ランク�U：「知識及び技能」が不足しているもの 　ランク�V：「知識及び技能」が著しく不足しているもの 　ランク�W：失格項目に該当するもの 各ランクの割合は、�T：55.5％、�U：14.7%、�V：14.7％、�W：15.1％　と発表されました。 ■ 「採点のポイント」は次のように公表されました。 「吹き抜けのある居間を持つ専用住宅 （木造２階建）」 「住宅地に建つ動物病院併用住宅 〔鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)２階建〕」 (1) 設計課題の特色に応じた計画 �@ 「居間」の計画 �A 高齢者の利用に配慮した1階部分の配置計画及び動線計画 (2) 計画一般 (敷地の有効利用、配置計画、動線計画、各室の計画等) (3) 構造に対する理解 (4) 矩計に関する知識 (5) 要求図面の表現 (6) 設計条件に対する重大な不適合 (失格項目) �@ 木造２階建でないもの �A 課題の特色に対する不適合 ・居間に吹抜けが全くないもの �B 要求図書のうち図面が１面以上未完成 �C 図面相互の重大な不整合（上下階の不整合等） �D 延べ面積条件が、「180�u以上、220�u以下」に適合していないもの �E 要求室のうち、次のいずれかの室が欠落又は設置階が違っているもの 食事室・台所、居間、和室、親夫婦室、夫婦室、子供室(1)、子供室(2) �F 階段の欠落 (1) 設計課題の特色に応じた計画 �@ 「動物病院部分」・「住宅部分」の配置計画 �A 「動物病院部分」の各所要室の配置計画及び動線計画 (2) 計画一般 (敷地の有効利用、配置計画、動線計画、各室の計画等) (3) 構造に対する理解 (4) 断面構成に関する知識 (5) 要求図面の表現 (6) 設計条件に対する重大な不適合 (失格項目) �@ 鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)２階建でないもの �A 要求図書のうち図面が１面以上未完成 �B 図面相互の重大な不整合（上下階の不整合等） �C 延べ面積条件が、「240�u以上、280�u以下」に適合していないもの �D 要求室のうち、次のいずれかの室が欠落又は設置階が違っているもの 玄関、待合室、受付・事務室、診察室、処置室、トリミングルーム、居間・食事室・台所、和室、夫婦室、子供室 �E 階段の欠落 　二級建築士「設計製図の試験」合格発表　JAEICより 失格項目に該当する方が15.1％と発表されています。なかでも、「要求図書のうち図面が１面以上未完成」がほとんどを占めるのではないでしょうか。また、採点のポイントも公表されていますが、その配点と、ランク�Tと�U・�Vの線引きがどこだったのか非常に気になります。

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