■練習課題NO.5
市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)
この課題は建築士.comが独自に作成し、平成18年の1級建築士製図対策室に公開した実践課題を再編集したものです。
■課題の特徴
第1課題は、ある地方都市の市街地において、整形外科診療所と店舗のある集合住宅を計画するもので、@診療所部門、住宅部門及び店舗は、出入口を明確に分離し、独立した利用が出来るよう計画する。A敷地内に、周辺に開放されたオープンスペースを設け、居住者だけでなく市民も気軽に利用できる外部空間を計画する。また、B住戸については、採光、日照、通風に配慮した計画とする。ことが重要な条件です。
また、地下1階に自走式の居住者用駐車場20台が要求されているため、駐車スペースを考慮した柱スパン、出入口の配置、車路の勾配等の計画に注意が必要です。診療所部門は整形外科とされ、待合室、事務室、院長室、診察室、処置室、レントゲン室、ナースステーション、病室等の要求があり、動線を考慮した室配置をすることが大切です。
住宅部門では3LDK20戸が求められ、代表的な住戸一戸の室内プランを図示しなければなりません。
この課題で各部門の所要室の機能を理解し、課題文の要求をどのように図面に表現するのか、2方向避難や防火区画、柱・壁・開口部・階段・便所などの図面表現に重点をおいて取組んでください。
設計に慣れている方は、始めに設計課題だけをダウンロードし、エスキースを行ってください。その後、この解説や答案例を参照されると、気づかなかった点や問題の意図が理解し易くなります。
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●設計課題はA3、答案例はA2サイズで作成しています。縮小印刷される場合は、Acrobat Readerの印刷画面で「用紙サイズに合わせる」にチェックを入れてください。 |
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