1級建築士製図対策室
 1級建築士製図対策室練習課題
練習課題NO.11 地域図書館

練習課題NO.11 地域図書館(段床形式の小ホールのある施設である。)

この課題は建築士.comが独自に作成し、平成24年の1級建築士製図対策室に公開した実践課題を再編集したものです。 この他、一級建築士WEB製図講座もご活用ください。


課題の特徴
この課題は、ある地方都市において、段床形式の小ホールのある地域図書館を計画するものである。

計画に当たっての留意事項
(1) 建築計画については、次の点に留意する。
 @ 図書館部門、小ホール部門、共用・管理部門の異なる機能を適切にゾーニングした計画とするとともに、動線に配慮した計画とする。
 A バリアフリーに配慮する。
 B 敷地の周辺環境に配慮する。
(2) 構造計画については、次の点に留意して計画する。
 @ 建築物全体が、構造耐力上、安全であるように計画する。
 A 構造種別、架構形式、スパン割を適切に計画する。
 B 必要に応じて、耐力壁等を設け、耐震性に配慮する。
 C 部材の断面寸法を適切に計画する。
(3) 設備計画については、次の点に留意して計画する。
 @ 空調設備、給排水衛生設備、電気設備を適切に設け、環境負荷低減に配慮する。
 A 排煙設備を適切に設ける。
 B エレベーター(利用者用、サービス用)を適切に設ける。

計画の要点等には、次の記述が求められています。
(1) 建築計画について、次の@〜Cの要点等を具体的に記述する。なお、要求図書では表せない部分についても記述する。
 @ 建築物の外部動線について、配慮したこと
 A 建築物の内部動線について、配慮したこと
 B 敷地の周辺環境に配慮したこと
 C 小ホールの段床形式について、配慮したこと
(2) 構造計画について、次の@〜Aの要点等を具体的に記述する。なお、要求図書では表せない部分についても記述する。
 @ 建築物の構造種別、架構形式及びスパン割とこれらを採用した理由
 A 耐震計画について、配慮したこと
(3) 設備計画について、次の@〜Cの要点等を具体的に記述する。なお、要求図書では表せない部分についても記述する。
 @ 建築物に採用した空調方式と採用した理由
 A 建築物に採用した給水方式と採用した理由
 B 建築物の防災設備について、配慮したこと
 C 設備スペース及び設備シャフトの配置計画について、配慮したこと


設計課題、答案例は以下のファイルをダウンロードして下さい。
A2・A3サイズで作成しています。A4サイズで印刷される場合は、Acrobat Readerの印刷画面で「用紙サイズに合わせる」にチェックを入れてください。

練習課題NO.11設計課題
計画の要点等

練習課題NO.11 答案例
計画の要点等 答案例

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実践課題 演習方法
ご自身の今日現在の実力に合わせた演習方法を選択してください。

1.答案例のトレース
製図がはじめての方は、実践課題の解説を一読され、答案例のトレースからはじめてください。その際に次のことに注意しながら作図してください。
 1.スケール感を養う
 2.線の濃さ
 3.線の引き方
 4.作図時間
 5.各部の表現
に注意しながら答案例をそのまま書き写してください。

2.答案例を用いエスキス演習
答案例を見ながらフリーハンドでエスキースを作成。作成したエスキスを見ながら、全図面を完成する。エスキスには敷地境界線・開口部・家具などを必ず書き込むようにしてください。

3.課題文から全図面作成
本試験と同じように課題文を読み、独自のエスキースを作成。全図面を完成する。

練習用エスキース用紙ダウンロード
A3サイズのエスキース用紙をダウンロードできます。プリントアウトしご利用ください。

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