採点のポイント

平成26年設計課題 温浴施設のある「道の駅」

今年は、台風の影響で沖縄の試験が延期なりました。その関係で標準解答例の公開が1月13日(火)になっています。
(※平成26年10月12日の実施を取り止めた沖縄県会場における標記試験(平成27年1月11日実施)の試験問題等については、平成27年2月26日頃、掲載する予定です。)

”一級建築士試験「設計製図の試験」は、「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について設計図書等の作成を求めて行う。」ものであり、その合否判定における平成26年試験の「採点のポイント」、「採点結果の区分」及び「合格基準」は、次のとおりである。”

「採点のポイント」
平成26年設計課題 温浴施設のある「道の駅」
(1) 空間構成
@ 建築物の配置計画
A ゾーニング・動線計画
B 要求室等の計画
C 建築物の立体構成等
(2) 意匠・建築計画
@ 要求室の機能性・快適性等
A 図面表現等
(3) 構造計画
@ 構造種別、架構形式及びスパン割り等の計画
A 梁伏図及び部材の断面寸法等
(4) 設備計画
@ 浴室の給湯設備における熱源機器の設置計画
A 浴槽のろ過機、非常用電源、空調機の設置計画
(5) その他
建築物の環境負荷低減に配慮した計画
(6) 設計条件・要求図面等に対する重大な不適合
@ 「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、「計画の要点等が完成されていないもの」又は「面積表が完成されていないもの」
A 地上2階建てでないもの
B 図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
C 「建築面積が1,260u以下でないもの」又は「床面積の合計が1,800u以上、2,200u以下でないもの」
D 次の要求室・施設等のいずれかが計画されていないもの
休憩・情報スペース、休憩・情報部門の各便所、地域特産品売場、仕分け室、レストラン、浴室、休憩室、エントランスホール、多目的室、事務室、設備スペース、エレベーター、防災備蓄倉庫
E その他設計条件を著しく逸脱しているもの

「採点結果の区分」
採点は4段階、T、U、V、Wに区分され、ランクTが合格です。

 ランクT:「知識及び技能」を有するもの
 ランクU:「知識及び技能」が不足しているもの
 ランクV:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
 ランクW:設計条件・要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの
 *「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。

各採点ランクの割合は、T:40.5%、U:32.7%、V:20.5%、W:6.3% と発表されました。

「合格基準」
採点結果における「ランクT」を合格とする。
 財団法人建築技術教育普及センター(JAEIC)より


平成26年一級建築士「設計製図の試験」課題発表
 温浴施設のある「道の駅」


標準解答例
試験問題等が建築技術教育普及センターに掲載されました。”試験の透明性を高めるとともに、一級建築士を志す者に対して、習得すべき知識及び技能の目安を示すためのものです。(掲載期間は3年間)” 「学科の試験」と 「設計製図の試験」について、試験問題等と標準解答例が掲載されています。

 建築技術教育普及センター(一級建築士試験 試験問題等)

平成26年設計課題 温浴施設のある「道の駅」
問題用紙 答案用紙 合格基準等  標準解答例
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ダウンロード(PDF:254KB) ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ダウンロード(PDF:308KB) ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ダウンロード(PDF:120KB) ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。ダウンロード(PDF:1,052KB)











Copyright(c) kentikusi.com All rights reserved.